慶応通信 文学部 第2類に入学するまで

大学が好き過ぎるので、人生で4つ目の大学入学(通学した大学としては5つ目)。

 

慶応通信の入学を目指したきっかけは、知り合いの大学の先生方が、コロナ禍の中で「リモート授業で大変!」と仰っていたのを聞いて、ふと「じゃぁ私も家から授業受けたいな」と思ったこと。

何がどう転ぶか分かりませんね。

 

今までの大学では理系ばかり勉強してきたので、ここらで文系も勉強したいと思い、通信で文学部などに入れる大学を調査。

いくつか見つかったけど、授業内容、スクーリングのしやすさ、学費などを考えて慶応を受けてみることに。

 

調べて最初に驚いたのは、文学部の入学定員が3000名ということ。通信で3000名も集まらないでしょ、これは余裕で合格では...と思ったけど、2020年度の新入生が文学部だけで336人だとか。通信全体でも784人。

ん、どういうこと?色々調べると、慶応の通信は結構不合格者を出すらしい。まじか。

 

とりあえず募集要項を入手して試験内容を確認すると、どうやら小論文(の、ようなもの)を3本書くだけのこと。

これで不合格でるのか、怖ー。と思う一方、慶応通信の卒業は普通の慶応の卒業と同じ扱いらしいので、言ってしまえば、お手軽入学で慶応卒というブランドを手にすると思う人が出てくるのは当然なわけで、そういう人たちを篩い落としてるのかなっと思わなくもない。

 

それはさておき、大学4つも行ってて不合格になったら、目も当てられないので、小論文3本書くことに集中しました。

おそらく求められているものとしては

 

  • 論理的な文章が書けるかの証明
  • 問題に正しく解答できるかの証明

 

だと思うので、普通の論文を書くノリで書けばいいなと思います(もしかしたら、慶応ブランドが欲しいだけではないことの証明というのもあるかもしれません)。

 

ただ、私にとってこの小論文の最大の課題は「手書き」でした。

このご時世に「手書きかーーー」っと何度も募集要項を見直しましたが、相変わらず「手書きで」っと言ってきます。なんでしょうね、コピペ防止とかなんでしょうか?でも、手書きはコピペ防止にはなんの意味もないわけで...きっと他に深淵な理由があるのでしょう。

自分の悪筆はよくよく酷いので、読める字を書くことはとても労力を必要とするのです。はぁ〜、しょうがない。鉛筆で下書きしてペンで清書しました。それでも何箇所も修正液を使うことになりましたが...

 

ちなみに入学して気づきましたが、レポート提出も結構手書きが多いようです。まじか...

Webでのレポート提出やワープロワープロって。。。)での作成許可のレポートもそこそこありますが、手書き派も割とあるようです。おそらく、コピペなどの問題もあるのでしょうが、本質的にはコストを書けてまで全面的にWeb提出化にするメリットが大学側にないのかなと思います。これも通信というマイノリティゆえの悲しみ。毎年1000人も入らない、かつ学費が安いところに大きなコストはかけ難いですよねぇ。

修行と思って歯を食いしばって手書きに励みます...

 

で、色々書類書いて、小論文も書いて、送付して、待つこと2ヶ月弱。合格が通知が届きました。良かった良かった